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耐震セイフティ工法は、木造建築の構造材を一体化し耐震強度を図れる唯一の手段です。
木造建築は、天然木材を組み合わせる伝統的な技術の中で造られています。 しかし、地震による強度対策は弱点が多く、未解決のまま見過ごされているのが現状です。木造建築の強度を支えて いるのは構造です。耐震性を守るには、構造材(土台・柱・横架材・梁・桁など)の一体化を図らなければなりません。 また、既存住宅は長年の間、木材の乾燥、地震や台風の揺れで、木材と木材の接合部が緩み、強い地震に耐える事 が出来ません。

図:木材の断面欠損と梁や横架材の接合の位置が強度を失っている

図:直下型地震の突上げ振動により、土台が柱・筋交いが引き抜かれる

地震の観点から木造建築の構造を考えると、「木材の断面欠損」・「梁や横架材の継ぎ手や接合の位置」等の諸問題、また「採光や風通しを優先し窓が多く、筋交いが取り付けられず、耐力壁が少ない家」、そして「直下型地震の強い突き上げ振動による土台から柱や筋交いの引き抜け」による倒壊が考えられます。これらの課題を解決する耐震補強の実現が求められています。

「耐震補強研究所」の推奨する『耐震セイフティ工法』 では、財団法人日本住宅・木材技術センターのZマーク同等認定を取得した耐震補強三角火打ち金物によって構造材の一体化を図り、木造建築の耐震補強を実現します。

図:耐震補強三角火打ち金物を使った構造の一体化



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